【最初に】
 家を買おうと思えば、いろいろと考えることがたくさんございます。借入資金や工務店などあると思いますが、これだけはどうしても覚えておいていただきたいことについて、私の実体験から申し上げたいと思います。
 当時の私は、妻と子供(小学4年生)がおりまして、一戸建てを買うならば、学校と買い物ができる場所が近くにあることを要素として選択しておりました。そこでその条件にぴったし(小学校、中学校が歩いて10分圏内、さらにコンビニも10分圏内に1つ)の物件がありました。値段は少し予算オーバーでしたが、これならなんとかなるかもしれない、と妻とも相談してこの家を購入したのです。
【立地的に良かった点】
 さて、この一戸建て住宅ですが、もともとは丘を切り崩した新興住宅地であったことから、見晴らしがとてもよかったです。高台であることからゲリラ豪雨にやられても浸水することもなく、更に、ショートカットするような通過車両もなく、とても安全な場所でした。前述のとおり、学校からは非常に近いことから、子供の学校が終わればすぐに家に帰れるという安全・安心もございました。また、コンビニが1店舗近くにあったことから、気が向けば歩いてお酒やお菓子を購入しにいくことができ、とても便利な場所でした。
【立地的に悪かった点】
 まず、丘を切り崩した場所ということで、雪が降ればノーマルタイヤで登っていくことができなくなることです。実際JAFを呼び対応したこともありました(今はきちんとスタッドレスを事前に履き替え対応しております)。
 次に、駅から遠かったことが挙げられます。家を購入する際、最寄りの電車の駅まで『歩いて15分、更にバスで15分、合計30分』という箇所でしたが、車での移動がメインなので駅からは遠くてもいいと考えていました。ところが、車が故障したり飲酒会合、はては先ほどの大雪の日で車がつかえない日は電車を使わざるを得なくなってしまいます。今思えば、駅から近くの場所に家を建てればよかったと思っています。これに関連することですが、駅までは遠いのに家から職場までいこうと思えば、電車の踏切を3つ越える必要があります。それだけで通勤時間がずいぶんとかかってしまいます。踏切をできるだけ通過しない場所がいいと思います。
 極めつけは、近くのコンビニがつぶれ、買い物にいくのに車を使わなければいけなくなったことです。店舗は、コンビニではなくしっかりとしたスーパーや複数のコンビニがある場所を選べばよかったと後悔しております。

 以上、私の体験談となります。