注文住宅に決め手からは、夢を追いかけて楽しかったのですが、悩む事も多かったです。贅沢な悩みなのですが、お庭は迷いました。芝生は、かなりイメージが良いのですが、手入れが大変そうで、あきらめられる方が多いそうです。コンクリートの庭と較べたら大変ですけれど、土のむきだしよりも大変ではないようです。真砂土を引いただけの庭も同じくらい大変そうです。砂利を引いた庭も同じ程度らしいです。真砂土は、2年目3年目から雑草が生えてきます。雑草は1本ずつしゃがんで抜かないといけないのが大変な原因らしいです。芝なら芝刈り機であっという間に処理できます。その違いが何十年も続くのですから、芝にすべきだと思いました。普通の庭の広さなら、芝刈り機で10分から15分で終わります。多少の芝の伸びすぎに神経質にならなければ、年に5回程度の作業で済みます。それに、単価は高くなりますが、TM9と呼ばれている芝の品種にすれば、芝刈りの頻度はかなり減ります。建物に関しては、友人知人のお宅を訪問すると、リビングルームが広かったり、スキップフロアがあったりと、とても素敵に見えて私が将来建てる家も、そんな感じにしようと思ったのでした。しかし、実際に注文住宅を建てて見ると、怖い話を聞く事があります。ハウスメーカーの営業マンは、広いリビングルームとスキップフロアに関しては、ハイハイ出来ますよーっという感じだったので問題ないと思っていたのですが、構造的に危ないらしいです。営業マンは、お客さんに気に入られようとお客さんの無理な希望を通してしまう時がたまにあるそうです。2階と屋根の重さを支える柱が、適切な位置にないといけないそうです。てこの原理のように、重心と柱の位置がずれている距離が長いほど大きな力が働くそうです。スキップフロアや、1階よりも2階が大きくせり出したユニークな住宅も特殊な建築構造のために慎重に計算しないといけないと聞きました。